金曜日
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月曜日の朝は、鎌倉の街にすべてグレーの幕がかかっているようで何も目に入らない。

ところが、金曜日の夜は、街並みがとても輝いて見える。そして、とても穏やかだ。

「あした、お休みだね!」。そんな風に街が語り掛けてくるようだ。

あした、何をしよう。そんなことを考えるのも楽しい。

でも、土曜日より、日曜日より、金曜日の夜が一番幸せを感じるのだ。

最近、月曜日から金曜日まで、息継ぎをしながら、なんとかたどり着くような感じだ。

金曜日がこれほど待ち遠しくなったのはいつからだろう…


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# by umikama326 | 2017-04-21 23:30 | 日記
田舎
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都会は人づきあいがなく人間関係がドライだというが、田舎の人づきあいはそんなに良いものなのだろうか?

70歳を超えて一人暮らしをしている私の叔母が地域との付き合いに悩まされている。町内会の役員を2年後に宣告されたというのだ。その役職は80軒近い家を担当させられ、地域紙の配布や地域の掃除のとりまとめ、ひいては市との協議までやらなければならないという。腰が悪く、車もバイクも運転できない叔母にとっては大変な負担だ。地域の人に不幸があった場合の連絡など、おちおち旅行にも行けない。

叔母は体調を理由に断ろうとしたが、「去年は80歳を超えた〇〇さんもやってくれた」と逃げ道をふさがれた。以前からこの件で悩み続けていた叔母は老人施設への入居を申し込み、それを理由に町内会を脱退するつもりだという。

この地域はほとんどの家庭が高齢化した田舎のニュータウン。地域の掃除を家庭の都合で欠席しようとすると、代わりの人を見つけるまで許されない。掃除に出てこない人は町内会でさんざんつるし上げられる。居心地の悪さに町内会を脱退すると村八分状態だそうだ。そして、その町内を出て行ってしまうという。

人それぞれ事情がある。どうしても地域の活動に協力できないことはあるだろう。それをお金を払って解決する方法もあってしかるべきと思うが、その地域ではそういったことが許されない。70~80代の年寄りを無理やりにでも地域活動に参加させる不合理なシステムに疑問を感じた。どうやら、そうやって地域の清掃などを自分たちで行うことで市から補助金をもらい、それをお花見や夏祭りなどの活動費にあてているいるようだ。

地域の活動で人と人の触れ合いを大事にすることも大切だが、それはしっかり活動ができる若い人がいてこそできること。年寄りばかりになってしまった町で、その活動を無理やり押し付けて、こんなところでは老後を過ごせないと思わせてしまったら、それこそ新しい人が入ってこない町になってしまう。その行く末は明らかだ。

叔母の家は縁側から田園風景が見える、とてものどかで心が休まる家だ。亡き祖父もここを気に入っていたが、こんなことになってしまってさぞかし悲しんでいることだろう。市がなんとかしてくれないものかと考えている。

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# by umikama326 | 2017-04-16 22:21 | 岡山
雨の花見と空花
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平日は仕事の忙しさと風邪ひきで満開の桜を見に行く時間がなく、雨の土曜日となった。花びらが落ち始めていたものの、まだしっかりと咲いていた。私は桜が大好きだ。

今週は義理の母が神戸から来ていたので、ランチに出かけたついでに光則寺前の桜を見に行ったのだ。ここは山の斜面に囲まれた長谷らしい場所。鎌倉では斜面に山桜をたくさん見かける。雨にかすんで淡いピンクが点在する。

不思議まものでタイトルにさくら(桜)がつく曲が聞きたくなる。桜が咲く季節は日本人にとって特別な気がする。長年、一緒に働いてきた上司が退職した。海外に赴任した仲間もいる。卒業があり、スタートがある。なにか寂しさを感じつつ、でも悪くない感じ。いろんなことを思い出し、そして、改めて前を向いて歩き出す季節のように思う。

ランチは光則寺の入り口前にある日本食レストラン「空花」。古民家をおしゃれに改造したレストランで、季節のものをいただいた。女性の料理人による繊細な日本料理だ。日本人であることを幸せに感じる一日だった。

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# by umikama326 | 2017-04-08 19:32 | 鎌倉
やみつき エスニックそぼろカリー
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時々、食べたくなるものがある。それがカレーであるケースは多いと思われるが、自宅で簡単に食べられないカレーであるところに問題がある。

鎌倉の小町と御成町にあるカレーと雑貨の店、オクシモロンのエスニックそぼろカリーだ。ステーキの脂身のようなうま味のあるひき肉に、いろいろな香草、ナッツ、そしてレモン。これをまぜまぜして一口ほうばると、複雑に絡み合った奥深いうま味と香りが口の中に広がり、その香りが鼻からぬける。この感覚が忘れられず、また食べたくなる。

店名のオクシモロンとは、反対の意味の語を組み合わせることにより、奥行きのある印象を生み出す語法のことだそうだ。

このカレーを味わえば、「永遠の一瞬」の記憶となって、忘れられなくなる。







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# by umikama326 | 2017-03-25 22:32 | 鎌倉
江ノ島と富士山
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鎌倉スナップショット

134号線を西に向かう

稲村ケ崎

坂を登りきると

富士山が鮮明に見えた


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# by umikama326 | 2017-03-23 22:07 | 鎌倉
連休は鎌倉で過ごす
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好天に恵まれた三連休。妻の仕事が入っていた関係で遠出はせず、基本的に鎌倉で過ごした。窓際に移したメダカが日光を浴びて喜んでいた。

最近の我が家の話題は体づくり。たんぱく質を積極的に摂取している。サプリメントも少々。筋肉をつけて体重を増やす計画だ。当然、運動も必要で、私は三日ともランニングかウオーキングをした。

材木座までの往復コースや、稲村ケ崎までの往復コース。二日目は妻と鎌倉中を歩き回った。多くの人達が観光してまわっている中、黙々と歩いた。汗ばむ季節になった。

材木座の海岸でマリンスポーツを楽しむ人たちを眺めていると、春を通り越して夏が来たような気になる。湘南の人達はいつもビーチサンダル。心の中は常夏だ。

家に戻っても庭仕事が待っていた。庭の隣の山の斜面の草刈り、落ち葉集め、植物の植え替えと、妻から次々と仕事が降ってきた。二日目の夕方にはへとへとになり、風呂上がりの夕食では少々、飲みすぎた。

多くの人たちが観光で鎌倉にくる。その鎌倉で日常生活を送れることは幸せなことだ。三連休、どこにも行けなかったけど…

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# by umikama326 | 2017-03-20 19:40 | 日記
鎌倉スナップショット 材木座海岸
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早朝の暗いうちに家を出て東京の会社に向かい、仕事を終えて暗くなってから鎌倉に着く毎日を送っている。今日がどんな天気だったのか知らない日もある。

朝はゆっくり起きて、ゆっくり朝食を取り、海岸を散歩する毎日だったらどんなに幸せだろうと思うことがある。

ただ、退職して悠々自適に暮らしている先輩方を見ていると、私が思うほど幸せそうではないようだ。つまり、ヒマだということ。

何か目的をもって生活しながら悠々自適ならいいけれど、目的なく悠々自適は時に、苦痛でさえあるかもしれない。

そんなことあるはずない、自分ならもっと上手に悠々自適ができる、と断じて思いたい今日この頃なのだけど、

ひょっとしたら、このしんどい毎日が、実は、幸せだったと思える日が、いずれ来るかもしれないと思うと

何か複雑な心境になるのでした…


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# by umikama326 | 2017-03-15 21:52 | 鎌倉
鎌倉スナップショット
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2009年の写真。御成町通りの脇に焼き芋のおじさんがいました。今は若い方が後を継いでいらっしゃるようです…


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# by umikama326 | 2017-03-14 22:33 | 鎌倉
海岸を走る
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健康のために走っている。スポーツクラブにも行ってみたが、やはり自分のペースで海岸をジョギングするのが性に合っているようだ。人がたくさんいるところは性格的に何か気を使い、目的外で疲れてしまう。孤独にやるほうがいい。

中学の時、学年のマラソン大会に向けて夜にひとり、黙々と走るのが好きだった。努力している姿は他人に見せず、本番のマラソン大会では陸上部やサッカー部を蹴散らして上位5番に入るのが気持ちよかった。

あれから30年。10キロが走れなくなり、5キロを走っても終盤はとぼとぼ歩く始末。誰もいない夜の海岸を「あ~苦しい~」と叫びながら走っていて、海岸に座っていたカップルに突っ込みそうになったこともあった。何でもないと思っていたことが、やってみたら本当に出来なくなっていたと気付くのが40代としみじみ感じている。

日曜日の昼、大仏様を横目で見ながら走り出す。観光客の間をすり抜け、小道のフレンチレストランを通り過ぎ、由比ガ浜通りを渡り、住宅街を走ると江ノ電の踏切。さらに細い小道を抜けると、134号線の向こうに広い空と海が広がる。海岸線を材木座に向かって片道。戻りは稲村ケ崎の向こうに富士山を眺めながら走る気分は最高で、ストレスも吹き飛ぶ。でも、日曜日の夕方になると、何か憂鬱になるのはなぜだろ…

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# by umikama326 | 2017-03-13 22:08 | 鎌倉
鎌倉大仏さま 祈り
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去年の今頃、我が家の前の大仏様が2カ月に及ぶ大清掃を終えて、青銅の色よみがえる姿をお現しになったのを覚えている。昭和の大修理以来、半世紀ぶりの大事業で、報道によると、その費用6500万円だったとか。

前を通るたびにお顔を拝見している地元の者としては、建物の中に入られていた間はさみしさを感じたものだ。ずっと、ずっと昔は建物の中にいらっしゃったであろうに、今は雨風にさらされながら、寛大にも、人々にお姿をさらしていらっしゃる。

東日本大震災から5年の節目の昨年3月11日、新たな姿をお現しになった。そして、昨日は震災から6年。鶴岡八幡宮では、追悼・復興祈願が鶴岡八幡宮にて、鎌倉の神道、仏教、キリスト教の合同で行われた。以前、八幡さまの参道、段葛(だんかずら)には、いろんな宗教が集まっていることを書いた。鎌倉の素晴らしい点だ。

大仏さまの高徳院には、かの与謝野晶子の歌碑がある。

「かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」

鎌倉大仏は「釈迦牟尼」ではなく「阿弥陀如来」、「男」と詠んだことにもいろいろな意見があるようだ。

いずれにせよ、大仏殿を失い、大風、地震、津波を乗り越えられてきたお姿を前に、自然と手を合わせる気持ちになるのは私だけではないだろう。被災地に訪れる春を祈りたい。

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# by umikama326 | 2017-03-12 18:33 | 鎌倉
  

鎌倉在住記者ハトサブローの日々の記録
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