2021年 11月 17日
姪っ子と空花と
今は小学校で英語の講師をしながら、一人で職の道を探っている。日本の魅力的な食材とそのレシピを、米国の人々に広めるチャレンジをしている。日本食と言えば、すでに海外で十分浸透しているようにも思うが、本当の日本の食を楽しめるのはお金を持っているごく一部の人達。多くの人達に日本の食の本当のすばらしさを伝えたいのだそうだ。
彼女は我が家に来る前、鎌倉の街を一人で散策したようだ。ベトナム料理のフォーラスカルをランチで楽しみ、アマザケスタンドでは今後のレシピ研究を。夕方まで歩き回り、我が家に到着した時は、お腹ペコペコ。夕食まで待ちきれず、私の柿の種を貪っていたのが印象的だ。
彼女のために、翌日のランチに連れて行ったのが「茶房空花」。女性の料理人のお店で、地元の旬食材を使った会席ランチ。身体に優しい和食、がコンセプトだという。由比ガ浜の民家を雰囲気の良いレストランにしている。木々豊かな庭の向こうには江ノ電が通る。観光客の多い通りから一歩入った、隠れ家のようなレストランだ。
料理については、私が説明するまでもなく、彼女は一つ一つの食材を吟味しながら味わっていた。コロナ禍の中、職もなく日本に来て、生活も大変だろう。高い食材を買うことも難しかっただろう。ただ、だからこそ、日本の生活の中で見つけた食を、米国の多くの人に伝えてほしい。
窓を開け放った民家の二階、午後の穏やかな陽気と、庭の緑と、背中越しから聞こえてくる江ノ電の音が、食後の満足感を一層、高めてくれた。貴重な時間だった。
#
by umikama326
| 2021-11-17 17:32
| 鎌倉
2018年 02月 12日
小田原の海
三連休の最終日、きょうも妻の用事で小田原。
少し混んでいた134号線。江ノ島を通り過ぎるまでの時間が読みづらい。きょうは大磯からの国道1号も混み気味で、時間通り到着するか少しひやひやした。
お昼時、妻が用事をしている間、一人で小田原港に行った。ここは港の食堂に何度か行ったことがあるのだが、きょうは海を見たくて、ひとりで車を走らせた。
鎌倉に住んでいるのだから海は毎日、見ているじゃないかと思うかもしれないが、小田原の海は鎌倉の海とはちょっと違った良さがある。
まっすくな海岸を東の方に向くと、遠く鎌倉や逗子が見える。西のほうを向くと豊臣秀吉の一夜城で有名な山々が海に迫っており、その先に箱根の山々。砂利が広がる広い海岸。そして、南に向くと、まったくの海しか見えない。
きのうは鎌倉の海岸を散歩したが、きょうは小田原の海岸で胸いっぱい、潮の香りを吸った。
どこの海でも、それぞれ良さがる。そして、共通していることは、潮風を全身に浴びることで元気になることだ。きょうは風が強かった。
日本海側で豪雪に苦労されている方々には申し訳ないような、太平洋側の晴天だった...
#
by umikama326
| 2018-02-12 18:26
| 日記
2018年 02月 10日
天金 天丼
週末、鎌倉の老舗で食事をすることはほとんどない。観光客が長い列を作っているためだ。はっきり言ってこんな普通の店に長い列? といことも度々だ。みんなランチ難民にならないよう必死なのだ。
昨年のある週末の昼前、鎌倉駅に行ってみると人々が電光掲示板を見ながら固まっていた。トラブルで横須賀線が止まってしまったようだ。
小町通りに行ってみると驚くべき光景が広がっていた。
晴天にもかかわらず、観光客がほとんどいないガラガラの週末鎌倉。朝からの交通遮断で人の流れがなくなっていた。驚くことに、お店の人が客の呼び込みをするという鎌倉では珍しい光景も見た。
これは、と思い、鶴岡八幡宮に向かって段葛を歩き、通り左側の八幡さんにほど近い”天金”に行った。予想通り、並ばずすぐ席に着けた。ここは明治から続いているお店で、店内にはかなり古い写真も飾ってありおもしろい。お世話をしてくれるおばちゃん達も家族の雰囲気があり落ち着く。
ここは”鎌倉丼”が有名なようだが、私は迷わず”天丼”とビールを頼んだ。
なんだ、このゆったり感!週末の鎌倉の混雑を知っているだけに不思議な感じがした。そして、昼間からビールをいただく幸せを感じつつ、一時間ほど食事を楽しんだ。
横須賀線のストップはその後5時間近く続いていたようで、普段は人混みでイライラする小町通りも悠々と歩いて散歩を楽しんだ。
鎌倉の住民のために、たまにこういう週末を作ってくれてもいいような気がした...いやいや、観光客の皆様は大切です!
#
by umikama326
| 2018-02-10 18:20
| 鎌倉
2018年 02月 07日
休暇
土曜日に出勤した代休できょうはお休み。妻が小田原で用事があるため、朝から車で送った。
鎌倉から一般道で少し混んでいても一時間半ぐらい。朝の134号線は稲村ケ崎あたりから富士山がきれいに見える。雪をかぶった富士山が澄んだ青空によく映える。鎌倉から見える富士山は”大きい”
途中の大磯あたりはのんびりしていて雰囲気が好きだ。お気に入りのビストロとカフェに時々行く。吉田茂元首相の邸宅も大好きだ。海に向いた最高の立地なのだ。
妻が用事をしている間、車を洗車した。用事が終わると、ちょうどお昼。小田原でランチをするのがいつものパターンだ。
ぐるぐる歩き回り、妻がある中華料理店の前で止まった。勘が働いたようだ。
どうやら小田原では有名店。”氷花餃子”などをいただいた。つい最近、餃子好き芸能人のテレビを見た記憶が心のどこかに残っていたようだ。もちもちとした食感とパリッとした食感。期待通りだった。
帰りの車で妻が寝てしまうのもいつものパターン。私は午後の眠気と必死に戦いながら鎌倉まで残った。
午後3時、仕事の日であればこの時間まで長い一日(朝6時半から)だが、休日だとあっという間だ。
海岸までジョギングした。午後の海岸の空気は冷たかった。
#
by umikama326
| 2018-02-07 19:41
| 日記